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K子さんとデートしてきました。三度目です。
知り合って最初のデートまで2か月、次が1か月、その次が1週間、間隔がだんだん短くなって、これは加速度的に接近しているということ!?
というわけで、今回はスペイン料理屋に行きました。前回、スペインのタパスをつまめるバルでシェリーを飲んだ時に話をしたら是非行ってみたいということだったので。
お店は地元では有名な老舗。週末の夜はフラメンコと生ギターも入る雰囲気のいい店です。
スペイン産のスパークリングワイン、カヴァを飲み、エビのオリーブ油煮、マッシュルームのソテー、ハモンセラーノをつまみながらパエリアを待ちます。
イベリコ豚の入ったパエリアが炊きあがる頃にカヴァも空いて、二本目は赤ワイン。さすがK子さんとだとペースが早い(笑)
パエリアと一緒に頼んだのはスペインのニンニクスープ。いったいこの一皿に何粒のニンニクが入っているのか…
「デートで食べるものじゃなかったかな?」
と私がいうと
「そうですよ、キスできなくなっちゃいますよ(笑)」
とK子さん。ワインを吹きそうになりました。
「あ、でも二人で食べちゃえば共犯ですね(笑)」
と追い討ち。でもその話はそこまでで、その後お互いの配偶者のこととか、少ししんみりした話になり、デザートのクレマ・カタラナとコーヒーで食事は終わり。店を出ました。
パエリアとデザートでお腹もいっぱいだし、どうしようか、と歩くうちに海沿いに出て、何となく手を繋ぎ、会話が途切れがちになり、近くに人影はなく…
勇気を出して、でも冗談めかして
「ニンニクくさいかなあ?」
と言ってみました。
「試してみますか?」
といたずらっぽく笑うK子さん。目を見つめると、そのまま見つめ返してきます。顔を近づけると、目を閉じる。そのままキス。唇を触れ合うだけの、軽いキス(ニンニクくさいといけないので(笑))。
「ニンニクくさくない?」
「大丈夫ですね、共犯ですから」
「もっと重大な共犯、しちゃおうか?」
こくりと頷くK子さん。
というわけで、その夜、二人は結ばれました。